数ある病院・診療所から、伝馬町後藤医院をお目に留めて頂きありがとうございます。父であった先代院長の皮膚科診療所を継いで、このたび生まれ育った飯田市伝馬町で内科の診療所を開院いたしました。
専門は脳神経内科で、脳卒中、認知症、難病と言われる疾患の治療に携わってまりましたが、飯田病院では内科一般の診療も担当しておりました。
医学の発展と共に疾患も専門分化し、患者ではなく臓器を見ていると批判を受けるようになった現在、その反省から“総合診療”や“家庭医”といった言葉を良く聞くようになりました。
専門を大切にしながらもそこに拘泥せず、目の前の患者様の訴え全てにひとつひとつ真摯に対応していくこと−−、それはプライマリ・ケアなどと言う横文字が流行る遥か前から“町のお医者さん”がやってきたことでした。そんな開業医としての当たり前の姿を実践していきたいと、開業にあたり志を新たにしております。
もともと脳神経内科という分野は、他科で診断がわからないと言われたり、どこに相談したらよいかわからない症状をお持ちだったりする患者様が辿り着く場所であることが多く、患者様との問診、診察を重視しております。些細なことでも構いませんのでお気軽に相談して下さい。
後藤医院 院長 後藤 由也
―― 神経内科専門医、認定内科医